イトモロコ
コイ科(カマツカ亜科) 河川の中流から下流域にかけてすむ。体側に著しく側扁した、後緑部の中央が凹んだ大型の側線鱗がかわら状に連なってみえる。頭部と背部には網目状の暗斑が目立つ。背面前方は円味をおぴて盛りあがる。口ひげはやや長い。産卵期は5~6月で、砂泥底に産卵するらしい。川の湾入部など、流れのゆるやかな部分の底層を好む。底生小動物のほかに付着藻類も食う。全長8cmになる。
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