タイリクバラタナゴの稚魚(赤ちゃん)
原産国はアジア大陸東部と台湾島で、1940年代初めに長江から移入されたソウギョなどに混じり定着した。1960年代初めに琵琶湖にも分布を拡大し、その後稚アユに混じって放流などにより日本各地に分布を広げた。近縁のニッポンバラタナゴとはタイリクバラタナゴが腹鰭の前縁が白いので見分けがつく。近縁種であるため交雑がおこり、本来日本に生息していたニッポンバラタナゴの純系を維持することがむずかしくなっている。
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