バラタナゴ
コイ目コイ科タナゴ亜科バラタナゴ属 バラタナゴ属はコイ科魚類の属で、亜種を含め20種ほどが知られる。属名は、バラを意味するギリシャ語の単語に由来する。ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴの亜種ならびに、両者の交雑固体が知られる。
おおむね雌より雄のほうが大型になる。平らな体をもち、体高が高い。口ひげはない。体は銀色だが虹色の光沢がある。稚魚・未成魚では背びれの前端部に明瞭な黒斑が入るが、雄の場合成熟に従って消失する。
繁殖期の雄は紫色や鮮紅色の光沢をもつ婚姻色に輝く。
この婚姻色(バラ色)が和名の由来。
雌の産卵管は長く、産卵期の伸長時には全長を上回ることがある。
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