カワアナゴ
スズキ目・ハゼ亜目・カワアナゴ科・カワアナゴ属 カワアナゴは日本や朝鮮半島、東南アジアなどに分布し、日本では関東より南の太平洋側に多い。
体は円筒形で、頭部は少し縦扁している。尾びれと胸びれの付け根には二つの暗色の斑があり、体色は暗褐色をしているが、若いものでは背側に淡い灰褐色をしている。
体つきはハゼの仲間に似ていて、腹びらも吸盤状になっていないが、ハゼ科ではなくカワアナゴ科に属している。
河川の下流から河口に生息し、泥底よりも砂底や磯底を好む傾向がある。
昼間は倒木や岩陰などに隠れていて、夜間になると底性の小動物(エビ・カニ)などを食べる肉食性である。
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